最新の墨汁マガジン

Etherscan(日:イーサースキャン)とは・・・

ツイート

イーサリアムのEtherscanとはイーサリアムにおけるETHやERC20トークン残高、コントラクト実行や送金などのトランザクション履歴を確認できるエクスプローラーを指す。Etherscanは最初はイーサリアムのみに対応していたが、Rollupをコア技術としたL2の普及により現在はEVM対応は30チェーンに対応している。

 

Etherscanが対応するEVMやL2チェーン一覧

 

Noチェーン名チェーン種類ガスURL
1EthereumL1ETHhttps://etherscan.io/
2Arbitrum OneL2ETHhttps://arbiscan.io/
3OptimismL2ETHhttps://optimistic.etherscan.io/
4BaseOP StackETHhttps://basescan.org/
5BlastOP StackETHhttps://blastscan.io/
5MantleOP StackMNThttps://mantlescan.xyz/
6FraxOP StackETHhttps://fraxscan.com/
6World ChainOP StackETHhttps://worldscan.org/
7TaikoOP StackETHhttps://taikoscan.io/
8opBNBOP StackBNBhttps://opbnb.bscscan.com/
9Arbitrum NovaArbitrum OrbitETHhttps://nova.arbiscan.io/
10ApeArbitrum OrbitAPEhttps://apescan.io/
11XaiArbitrum OrbitXAIhttps://xaiscan.io/
12zkSync ErazkEVMETHhttps://era.zksync.network/
13LineazkEVMETHhttps://lineascan.build/
14ScrollzkEVMETHhttps://scrollscan.com/
15Polygon zkEVMzkEVMETHhttps://zkevm.polygonscan.com/
16AvalancheEVMチェーンAVAXhttps://snowscan.xyz/
17BNBEVMチェーンBNBhttps://bscscan.com/
18BTTCEVMチェーンBTThttps://bttcscan.com/
19CeloEVMチェーンCELOhttps://celoscan.io/
20CronosEVMチェーンCROhttps://cronoscan.com/
21GnosisEVMチェーンDAIhttps://gnosisscan.io/
22FantomEVMチェーンFTMhttps://ftmscan.com/
23Polygon PoSEVMチェーンMATIChttps://polygonscan.com/
24SonicEVMチェーンShttps://sonicscan.org/
25XdcEVMチェーンXDChttps://xdcscan.com/
26WemixEVMチェーンWEMIXhttps://wemixscan.com/
27MoonbeamPolkadotGLMRhttps://moonbeam.moonscan.io/
28MoonriverPolkadotMOVRhttps://moonriver.moonscan.io/

 

非EVMチェーンのエクスプローラー

EtherscanはzkEVMやL2だけでなく非EVMのソラナ(Solana)のエクスプローラーであるSolscanなどを買収しており、他にもMOVEチェーンのAptos($APT)のAptoscanなどもEtherscanが提供している。

 

スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムの”LayerZero(ZRO)”とは”オムニチェーン・インターオペラビリティ・プロトコル(Omnichain Interoperability Protocol)”であり、イーサリアムの巨大エコシステムにおける”複数チェーン総合運用性プロトコル”を指す。LayerZeroの主な特徴としては直接的なCross-Rollupブリッジなどのサービスも提供しているが、主に”Bridge as a Service”として20を超えるDeFiやNFTプロトコルに統合されている。
 
LayerZero概要 LayerZeroはLayerZero Labsによって開発されており、主にイーサリアムL2及びPolygonやAvalancheなどのEVM経済圏間のブリッジを提供するStargate(スターゲート)やRadiant CapitalやSuhisSwap、OmniBTCなどの中間プロトコルとして多くのプロジェクトに統合されている。
LayerZeroのプロジェクト概要詳細は下記の表の通りとなる。
項目プロジェクト詳細 開発元LayerZero Labs 公式X(Twitter)@LayerZero_Core メインネットローンチ2020年第1四半期 資金調達額2.93億ドル(449.19億円) トークンシンボル$ZRO 関連プロダクトOFTスタンダード 種類ブリッジ コア技術OFT, ONFT 創設年2021年 トークン配布方法エアドロップ及び寄付 ガスETH, APTその他対応チェーン  
LayerZeroの公式ブリッジ 公式サービスとしては
・アプトスブリッジ(Aptos Bridge)
・ビットコインブリッジ(Bitcoin Bridge=BTC.b)
・テストネットブリッジ(Testnet Bridge=ETH Goerli Bridge)
・USDCブリッジ (LayerZero x Circle)*2023年7月現在デモサービス終了
を提供している。
2023年7月現在、LayerZeroはA16ZやParadigm(パラダイム)、Binance(バイナンス)などから1.71億ドルを資金調達している。
 
LayerZeroの仕組み LayerZeroの仕組みとしてはrenBTCを発行するrenVMのようなミドルチェーン方式ではなく、Orbiter Financeのようなライトノード形式を採用しており、”Bridge as a Service”としてライトノード方式の欠点をクリアしDeFiやNFTプロジェクトが統合しやすいようにUltra Lite Node(ウルトラ・ライト・ノード=ULN)方式を独自に採用している。
 
LayerZeroのZROトークン *詳細は「ZRO」を参照
2024年6月20日、LayerZero FoundationはZROトークンのTGEを開始した。一方でZROトークンはエアドロップではなく、
「付与権利があるLayerZeroユーザーが1ZROトークンにつき0.1ドルを寄付するという事実上のICOとなった」
として多くの避難を受けている。