- 1 テクニカル分析に使用している理論一覧
- 2 3月FOMCでは利下げなし
- 3 FRBの2025年の見通し変更
- 4 前トランプ政権時でもFRBはタカ派
- 5 2025年ビットコインの展望
- 6 まとめ
仮想通貨(暗号資産)は米FRBは3月のFOMCを終え、仮想通貨推進派のドナルド・トランプ大統領の就任式という事実売り後の下げ止まりとなっています。
本稿ではFRBの今後の金融政策動向と2025年の仮想通貨相場の見通しについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
テクニカル分析に使用している理論一覧
前提知識として解説の不明な点は、下記テクニカル分析理論やファンダメンタルをわかりやすく実例で解説しているため参照してくだい。
テクニカル分析講座Vol.3 「テクニカル分析におけるトレンドの重要性 初心者を脱却して勝率を上げるための考え方」
テクニカル分析講座Vol.4 「ビットコインのトレンド分析から利大損小トレードを行う」
テクニカル分析の重要ポイント「イーサリアム価格とガス代の関係性は?ETH短期下落トレンドとビットコインはさらなる警戒へ」
Vol.42「仮想通貨価格の底を読む手法」
Vol.138「移動平均線(EMA)を仮想通貨のテクニカル分析に活用する手法」
Vol.194「テクニカル分析で長期移動平均線のゴールデンクロスを予測するトレード手法」
Vol.602「テーパリングとは?国債と金利の関係からビットコインへの影響を理解する」
Vol.644「ビットコイン2022年も高騰?ファンダメンタルから見るトレンドサイクルから予測する」
Vol.680「FRBの金利政策をテクニカル分析に組み込む方法 利上げのビットコインへの影響は?」
Vol.683「フォロースルーデー(Follow-Through Day)とは?上昇トレンドへの転換を定義する詳しい条件」
Vol.724「【2022年版】ビットコインの長期下落トレンドでいつBTCを買うのか?短期~中期と中期~長期でのエントリー戦略」
Vol.734「FRBのFOMCでの利上げと仮想通貨市場の関係性は?単純ではないFF金利と政策」
Vol.731「テスラ社のビットコイン損切りの真意とは?ビットコインの今後の大きな影響を理解する」
Vol.753「ドル円の今後はどうなる?DeFiステーブルコイン運用者が知っておくべき円安の実情」
Vol.792「ドットチャートとは?FRBのFOMCでビットコインが下落した理由と2023年の相場影響」
Vol.804「ビットコインは2023年にこのまま高騰するのか?テクニカル上のトレンド転換の確率を分析」
3月FOMCでは利下げなし
2025年3月18日、米国現地時間に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、FRBは利下げをすることなく2月に続いて4.25~4.5%の金利の維持を発表しました。
米国株がトランプ相場で下落している一方、FRBは変わらずにタカ派の姿勢を維持しており、市場の上値の重さの理由となっているでしょう。
一方でドナルド・トランプ大統領は25日「FRBの利下げを要求」したことで円安、株高、仮想通貨高となっており、四半期の3月を終えた4月の相場に注目が集まっています。
2024年末のFRBのタカ派については墨汁マガジンVol.1066「FRBのタカ派は仮想通貨のトランプバブルにどのような影響を与えるか?」を参照してください。
FRBの2025年の見通し変更
ではファンダメンタルとして今後のトレンドを測るために重要な3月のFOMCについて見ていきましょう。
3月が重要な理由は