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The Merge(日:マージ)とは・・・

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イーサリアム2.0のThe Mergeとは、現在DeFiやNFTが実際に動いているイーサリアムメインネットと32ETHをステーキングしてネットワークに参加しているバリデータを管理するイーサリアム2.0 Beacon Chainを統合するイベントを指す。The Mergeでは本来レガシーチェーンとして破棄される予定だったイーサリアム1.0通称ETH1を破棄せずeth1エンジンとして活用、Beacon Chainをコンセンサスレイヤーとして構成する新たなイーサリアム2.0の構造となっている。

The MergeはEIP-3675としてイーサリアムデベロッパーにより2021年7月から議論されており、同年10月15日から初となるパブリックテストネット”Pithos”がローンチされた。

2022年9月20日、イーサリアムは記念すべきマージをメインネットで完了し、マイニングは廃止されてイーサリアム独自のProof of StakeであるCasper FFGをコンセンサスアルゴリズムとしたイーサリアム2.0に移行した。今後の開発ロードマップではThe SurgeとThe Scourgeが優先するとみられる

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人気仮想通貨用語辞典

仮想通貨(暗号資産)のトレジャリー企業とは、資金調達や株式の売却、自社の資産などから資金を捻出し、イーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)などの値上がりが期待できる仮想通貨を資産の一部として保有する企業を指す。
 
仮想通貨トレジャリー企業 仮想通貨トレジャリー企業は主にイーサリアム準備金を主軸とするShrapLink Gaming($SBET)やBitmine($BMNR)、ビットコイン準備金でトレジャリー企業というジャンルを確立したMicroStrategy($MSTR)などがある。
特にイーサリアム準備金に関しては上記2社に加え、SPAC上場を予定しているEther Machineがお互いに競い合っており、Bitmineは2025年9月時点で200万ETH以上を保有している。
 
トレジャリー企業の資金調達方法 資金調達方法はプライベートファンディングの他にナスダック上場企業がコンバーチブルノートなどがある。イーサリアム準備金においてはSharpLink Gamingの取締役にMetamaskを開発するConsensysのJoseph Lubin (ジョセフ・ルービン)氏が就任し、仮想通貨ヘッジファンドのPantera Capital、Glalxy Digitalなどから2025年5月28日に4.25億ドルをイーサリアム準備金設立のために調達したことが主な発端となっている。