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ビットコイン先物ETF(英:Bitcoin Future ETF)とは・・・

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ビットコインの”ビットコイン先物ETF”とはビットコイン先物を運用する上場投資信託(Exchange Traded Funds)のことを指し、CMEグループが提供しているビットコイン先物をベースとしているETFのことである。

ビットコイン先物ETFは2021年10月に米国で初めて米国証券取引委員会(SEC)により承認され、ProShares Bitcoin Strategy ETF(BITO)が米国初の”ビットコインETF”として認可された。

米国のビットコイン先物ETF一覧

2023年6月現在、ビットコイン先物ETFは主に下記となっている。

 

・ProShares Bitcoin Strategy ETF(BITO)
・Valkyrie Bitcoin Strategy ETF(BTF)
・VanEck Bitcoin Strategy ETF(XBTF)
・Bitwise Bitcoin Strategy Optimum Roll ETF(BITC)
・Simplify Bitcoin Strategy PLUS Inc ETF (MAXI)
・Hashdex Bitcoin Futures ETF(DEFI)

 

ビットコインレバレッジETF

米国証券取引委員会(SEC)は2023年6月24日に米国初となる”ビットコインレバレッジETF”の「Volatility Shares 2x Bitcoin Strategy ETF(BITX)」を承認した。これによりビットコインETFは

・ビットコイン先物ETF

・ビットコイン先物インバースETF

・ビットコイン2倍レバレッジETF

の3種類が米国において取引することができるということになる。

 

ビットコイン”現物”ETF

ビットコイン先物ETFに対して、ビットコイン現物を運用する”ビットコイン現物ETF”は2023年6月現在SECにより承認されていない。

 

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イーサリアムzkEVMの「zkSync」とはコア技術にzk-Rollupを採用しているイーサリアムのL2(レイヤー2)ネットワークの1つを指す。zkSyncには2023年6月現在zkEVMを持たない”zkSync Lite(ジーケーシンク・ライト”とzkEVMを導入した”zkSync Era(ジーケーシンク・エラ)”の2つのネットワークが提供されている。
 
zkSyncの概要 zkSyncのプロジェクト概要は以下の表の通りとなる。
開発元Mater Labs 公式X(Twitter)@zksync メインネットローンチ2023年3月28日 資金調達額4.58億ドル(698.22億円) トークンシンボル$ZK プロダクトZK Stack 種類zkEVM コア技術zk-Rollup 創設年2018年 トークン配布方法エアドロップ 総発行数210億ZK ガスETH コントラクト(zkSync Era)0x5A7d6b2F92C77FAD6CCaBd7EE0624E64907Eaf3E  
世界初のzkEVM ”zkSync Era”は2023年3月28日にイーサリアムメインネット上にローンチし、世界初のzkEVMを導入したzk-RollupのL2ネットワークとなっている。対してzkSync Lite上ではZigZagのようなパーペチュアルコントラクトを提供するレバレッジDEXなどを使用でき、StarkNetの提供する非zkEVMのStarkExに似たような位置づけとなっている。
 
zkSyncのトークン zkSyncは2024年6月10日にZKトークンを発表し、6月15日にTGEを行った。エアドロップにおけるZKトークンの割当は1アカウント最大10万ZKとなっており、高額エアドロップとなったことで知られている。
*詳しくは仮想通貨(暗号資産)の「ZKトークン」を参照。
 
DeFiの対応状況 zkSync上ではゼロ知識証明の演算と互換性を持つEVMである”zkEVM”を独自開発しており、2024年12月現在レンディング最大手のAaveなどが既にzkSync上で利用することが可能となっている。またブリッジではほとんどのメジャークロスチェーンブリッジを使用することが可能であり、LayerZeroのStargateなどもEigenLayer($EIGEN)のLRTであるrsETHやweETHなどのブリッジが可能だ。
またスワップアグリゲーターのKyerberSwapや1inchもzkSync Era上で使用が可能となっており、AMMでは最大手であるUniswapの他にもPancakeswapやSushiswapといった主要DeFiを利用することができる。
 
zkSync上のDeFi一覧 zkSync Eraで利用できるメジャーDeFi/NFTの一覧は下記表となる。
プロジェクト名公式X(Twitter)DeFi分類トークンシンボル Uniswap@UniswapAMM$UNI PancakeSwap@PancakeSwapAMM$CAKE SushiSwap@SushiSwapAMM$SUSHI SyncSwap@SyncSwapAMMN/A Aave@aaveレンディング$AAVE Zerolend@zerolendxyzレンディング$ZERO KyberSwap@KyberNetworkスワップアグリゲーター$KNC 1inch@1inchスワップアグリゲーター$1INCH Rabby Swap@Rabby_ioスワップアグリゲーターN/A Odos@odosprotocolスワップアグリゲーター OpenOcean@OpenOceanGlobalスワップアグリゲーター Circle@circleステーブルコイン$USDC Tether@Tether_toステーブルコイン$USDT MakerDAO(Sky)@SkyEcosystemステーブルコイン$MKR(SKY) Satori@SatoriFinanceパーペチュアルDEXN/A Lido Finance@LidoFinanceLST$stETH Ether.fi@ether_fiLRT$weETH KelpDAO@KelpDAOLRT$wrsETH Element@ElementNFTマーケットプレイスN/A  
zkSyncへのブリッジ方法 zkSyncへのブリッジ方法は主に下記が主流となっている。
 
プロジェクト名公式X(Twitter)DeFi分類トークンシンボル Stargate@StargateFinanceブリッジ$STG Orbiter Finance@Orbiter_FinanceブリッジN/A LayerSwap@layerswapブリッジN/A WooFi@_WOOFiブリッジ$WOO Jumper@JumperExchangeブリッジアグリゲーターN/A Bungee@BungeeExchangeブリッジアグリゲーターN/A Interport@InterportFiブリッジアグリゲーター$IP Symbiosis@symbiosis_fiブリッジアグリゲーター$SIS