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Lido(日:ライド)とは・・・

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イーサリアムのLidoとはLST(流動性ステーキング)のLido Financeを指し、イーサリアムなどの32ETHステーキングにおける委託を可能とし、ETHをステーキングしたい仮想通貨ユーザーとノードを提供するノードプロバイダーをマッチングさせるDeFiプロジェクト。

Lidoを介してETHをステーキングすることでstETHを発行することができ、stETHをDeFiなどの運用やレンディングで担保にしてさらなるイールドファーミングを可能とする

Lido概要

Lidoのプロジェクト概要は下記表の通りとなる。

項目プロジェクト詳細
公式X(Twitter)@LidoFinance
チェーンイーサリアム
メインネットローンチ2020年12月18日
資金調達額1.45億ドル(223.09億円)
トークンシンボル$LDO
プロトコルトークン$stETH
種類ステーキングプロバイダー
コア技術LST
創設年2020年
トークン配布方法エアドロップ(レトロドロップ)
総発行数10億LDO

 

*プロジェクト別の資金調達額などのデータはこちら

 

Lido Financeの読み方

Lido Financeはよく「リド・ファイナンス」と間違われるが、正確には「ライド・ファイナンス」と読む。

 

EigenLayerでのリステーキング

LidoのstETH及びwstETHはリテーキングプロジェクトであるEigenLayer($EIGEN)を介してリステーキングすることができ、イーサリアムのステーキング報酬だけでなくEigenLayerのリステーキング報酬を同時に得ることができる。

またLidoのLSTと同様にEigenLayerのLRT(流動性リステーキング)を使用することができ、根本的な仕組みはLSTと同様となっている。

類義語 : LST cbETH
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人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムのテストネットとは資産価値のあるETHが発行、使用されているメインネットに対し、同じ環境の並行したテスト環境チェーンを指す。テストネットはイーサリアムメインネットと同様に動くが、テストネット上で発行されているトークンなどに価値はなく、ETH自体も同様である。
 
テストネットの利点 テストネットは本番環境であるメインネットと同じ実装を持つのが特徴であるが、メインネットで致命的なバグなどが起きないように新たなEIP実装などを先にフォークする環境であることから、基本的にメインネットよりも実装が1つ先に進んだ状態となると言える。
イーサリアムエコシステムは仮想通貨(暗号資産)一兄弟なエコシステムを持ち、メインネットでテストをしてしまうと、致命的なバグが起きた際にDeFiやNFT、LidoのようなLRTやEigenLayerなどのDAレイヤー、さらにはArbitrumやOptimismなどのL2及びOP Stack採用チェーン、zkSyncやLineaなどのzkEVMにまで影響が波及してしまう。そのためテストネットで重要に実装と後方互換を検証し、問題がなければメインネット実装を行うことで不要な混乱や対応を避けることが可能。
 
イーサリアムテストネット 2025年2月現在、イーサリアムは公式にHolesky(ホルスキー)とSepolia(セポリア)テストネットを運用しており、大型アップデートの実装テストを行う際に使用されている。特にSepoliaはGoerliの後継となっており、DeFiやNFT、L2などのコントラクトテストにおける開発者にとっての主要テストネットとなる。
またこれまでには一時的なテスト実装などを行うテストネットも複数存在しており、ほとんどが破棄されている。