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ライトニングネットワーク(英:Lightning Network)とは・・・

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ビットコイン「ライトニングネットワーク」とはビットコインスクリプトを活用したペイメントチャンネル形式のL2ネットワークで、HTLCによるアトミックスワップなどを活用することでオフチェーンの高速支払いでスケーリングするというビットコインの実装。

ペイメントチャンネル方式のL2

イーサリアムのRollupとは異なり、完全オフチェーンとなりコントラクト実行等はできない。同様の形式としてイーサリアムには過去にライデンネットワークというプロジェクトが存在したが、RollupやzkEVMの台頭で使用されていない。

ペイメントチャンネルを開き、アトミックスワップによってペイメントチャンネル間のビットコイン送金を可能とする。SegWitによりマリアビリティ問題を解決したことで、ペイメントチャンネルを無期限で開くことができる。

 

EVMはRollupのように導入できない

ビットコインのL2であるもののEVMなどを実装できないため、応用はできない。対してBabylonなどのビットコインステーキングではEigenLayerと同じ方式でDAレイヤーを提供しているためより多くのユースケースに対応できる

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仮想通貨(暗号資産)のトレジャリー企業とは、資金調達や株式の売却、自社の資産などから資金を捻出し、イーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)などの値上がりが期待できる仮想通貨を資産の一部として保有する企業を指す。
 
仮想通貨トレジャリー企業 仮想通貨トレジャリー企業は主にイーサリアム準備金を主軸とするShrapLink Gaming($SBET)やBitmine($BMNR)、ビットコイン準備金でトレジャリー企業というジャンルを確立したMicroStrategy($MSTR)などがある。
特にイーサリアム準備金に関しては上記2社に加え、SPAC上場を予定しているEther Machineがお互いに競い合っており、Bitmineは2025年9月時点で200万ETH以上を保有している。
 
トレジャリー企業の資金調達方法 資金調達方法はプライベートファンディングの他にナスダック上場企業がコンバーチブルノートなどがある。イーサリアム準備金においてはSharpLink Gamingの取締役にMetamaskを開発するConsensysのJoseph Lubin (ジョセフ・ルービン)氏が就任し、仮想通貨ヘッジファンドのPantera Capital、Glalxy Digitalなどから2025年5月28日に4.25億ドルをイーサリアム準備金設立のために調達したことが主な発端となっている。