相場において、その通貨が向いている方向を指す。例えば上昇傾向にある場合、トレンドは上で、下降傾向にある場合はトレンドは下となる。
トレードにおいて、トレンドに逆らい上昇時にはショート、下落時にはロングするというトレードスタイル。一般的でトレード難易度は順張りより高く、初心者は大きな損失を出しやすい
トレードにおいて、トレンドに沿って上昇時にはロング、下落時にはショートするというトレードスタイル。一般的にトレード難易度は逆張りより低い
ビットコインや仮想通貨でも一般的によく知られているチャートパターン。英語ではReverse Head and Shouldersといい、ソーサーボトム3つで形成され、最高価格のソーサーボトムが人の頭、左右が肩のように見え、相場で底を示すことが多い。主にトレンドを考慮する際、三尊や逆三尊はトレンド定義上よく見られることはなく、可能性と定義を考慮してテクニカル分析に組み込む必要がある
一般的によく知られているチャートパターン。英語ではHead and Shouldersといい、ソーサートップ3つで形成され、最高価格のソーサートップが人の頭、左右が肩のように見え、相場で天井を示すことが多い。
ビットコインのスクリプトで、HTLCによるオフチェーンの高速支払いでスケーリングするというもの。ペイメントチャンネルを開き、アトミックスワップによってペイメントチャンネル間のビットコイン送金を可能とする。SegWitによりマリアビリティ問題を解決したことで、ペイメントチャンネルを無期限で開くことができる。
イーサリアムクラシックが計画しているネットワークアップデート。イーサリアムが2016年に実装したスプリアスドラゴンと2017年のビザンチウムをイーサリアムクラシックに統合するというもの。
IPFS同様に、DHTベースの分散ストレージ。2017年7月24日にPoC3.0がMistに統合された。ETH1.xでフルノードまたはチェーンデータを保存するのに使用される可能性がある。
Ethereum flavored WebAssemblyの略で次世代のEVM。WebAsseblyにより構築されており、EVMと同様にスタックマシン。当初はイーサリアム2.0セレニティでの実装予定であったが、レガシーチェーン上でETH1.xとして実装される予定となった。イーサリアム2.0において、フェイズ2でのShard Chain上に実装される予定である。
コントラクトとはイーサリアムにおいてメインネットやテストネットにデプロイされている単一のスマートコントラクトを指す。イーサリアム上でEOAアドレスではなく、コントラクトアドレスとしてデプロイされ、一度デプロイされれば誰でもETHでガスを支払うことでコントラクトを使用することができる。
例えばイーサリアム上に現在実装されているMaker DAOやUniswap、Curve、32ETHをステーキングするためのデポジットコントラクトなどのスマートコントラクトを”コントラクト”と呼ぶ。これらのコントラクトを実行するにはEVMやeWASMが必要であり、イーサリアム2.0においてフェイズ2までeEASMが実装されないため、コントラクトを使用することはできない。
イーサリアムファンデーション主催で開催されるデベロッパーカンファレンス。2016年DECON2開催時を狙って、イーサリアムネットワークにDoS攻撃が行われ、その結果としてタンジェリンホイッスルとスプリアスドラゴンが実装された。
Contract for Differenceの略語で、差金決済取引の意。取引する際にエントリーした価格と利確した価格の間の利益または損益を得ることができるデリバティブ。ビットコインではBitMEXやbitFlyer FXがCFDであり、ビットコイン現物ではない。
CMEの提供するビットコイン先物は、BitMEXやbitFlyer FXのパーペチュアルコントラクトと異なり、四半期で決済されるビットコイン先物であるがCFDである。対してBakktビットコイン先物は現物決済されるため、CFDではない。
またはゼロ和。英語にすると0 Sum、つまり合計が0となるもの。bitFlyerやBitMEXが提供しているビットコインのデリバティブ取引は送金したり支払いに使用することができず、すべてゼロサムであり、自分の利益は誰かの損失であるということ。
四字熟語ではないが、主にビットコインなどの仮想通貨でよく言われる投資の世界で利益は大きく取り、早めの損切りやリスク回避で損益を少なくすることで資産を増やすことを指す。
相場におけるアノマリーとは説明できない事象を指す。ビットコイン相場において、過去の相場を繰り返したり特定の月に暴落暴騰したりするアノマリーが存在する。
信用取引において、”売り”から入ること。高値で売って安値で買い戻し利益を出すトレード手法の呼び名。
現物及び信用取引において、”買い”から入ること。安値で買って高値で売却し利益を出すトレード手法の呼び名。
ワイコフ理論とはリチャード・D・ワイコフによる主に株式相場での相場理論。トレンドの定義を需要と供給や市場の心理状態を考慮して分析を行うテクニカル分析。市場の仕組みを理解することは、トレードにおいて非常に重要であり、株式やビットコインなどの仮想通貨にも応用できる重要なテクニカル分析手法の一つと言える。
価格が下落する際に、買いやロングにより定義される支持線。サポートをブレイクすることができると価格下落が見込める
リップルレジャーの機能の一つで、条件付してXRPを特定期間ロックアップできるコントラクト。リップル社が保有する600億XRPのうち、550億XRPを2017年5月にロックアップし、10億XRPごとに55のエスクローコントラクトを作成した。2017年末から10億XRPごとにエスクローがアンロックされていくため、1年に120億XRPが放出されることになる。
仮想通貨取引や証券取引等のような中央集権的な取引所で不特定多数の人物と取引するのではなく、1対1での直接取引、または店頭取引と言われる。機関投資家や非常に大きな価格の取引を行う場合にはOTCで行われる事がある。インドのビットコインプレミアムで人気を博した2016年や中国取引所が閉鎖した2017年にはOTC需要が高まった。
銀行や保険会社、ヘッジファンドや投資信託などの個人投資家の資金を預かり、有価証券を取引所する法人や企業。ビットコインETFに投資すると見られる潜在顧客市場として期待されている。
韓国最大手仮想通貨取引所で、2017年10月にローンチ。2019年11月27日、324,000ETH約55.4億円に相当するイーサリアムがハッキングされ不正送金された。
2018年まではBithumbが韓国で最大手であったが、現在はUpbitが最も出来高を誇る。2018年末にはUpbitの南アジアへの展開を目指し、シンガポールに新規仮想通貨取引所をローンチ、2019年にはインドネシアにも進出している。2018年3月、Upbitは米国の仮想通貨取引所であるBittrexと提携しており、2018年のXRPの韓国人気によるものか、両仮想通貨取引所でのXRPの大量送金がしばし見られる。
ウィンクルボス兄弟の取引所。2017年当時、BZXがウィンクルボス兄弟のビットコインETFの上場申請をし、そのビットコインETFの基準価格となるビットコインオークションを提供。世界で初となるFDICを提供する取引所であり、機関投資家の需要が高いと見られる。
ビットコインのプロトコル上決められている最大発行数。約4年に1度行われるビットコインのマイニング報酬の半減により、少しずつデフレしていく用にジェネシスブロックから決められているコンセンサスアルゴリズムの一つ。ビットコインがSoVを保つための最も重要なプロトコルの1つであると言える。
ビットコイン現物にペッグしないビットコインのデリバティブとしてbitFlyerに2017年末まで取引サービスを提供。その結果ビットコイン現物価格と40%以上もの乖離が生じた後、価格乖離に伴う手数料の徴収システムSFDの導入を2018年はじめに発表しビットコインの大暴落を引き起こした。ビットコインの2100万の発行制限による、現物の枯渇問題に対応するために導入されたとみられる。
ヨーロッパを拠点にする古参取引所。マウントゴックスが受けたDoS攻撃と同様の攻撃を2014年に受けた。CMEのビットコイン先物基準価格となるBBRおよびBBRTIの主要インデックス取引所の一つ。BitMEXの基準価格となるインデックスの一つでもある。2015年にハックされたという主張があるが、公式は否定している。